ジャケパンスタイルで選ぶジャケットとは(その2)
今回もジャケパンスタイルについて書こうと思います。
最近はジャケパンも認知されてきましたし、人気も出てきましたよね。
ただ、ジャケパンは通常のセットアップスーツと違って、少し間違うと「オッサン」感が出てしまうので気を付けなければなりません。
これは今まで何度も書いてきましたね。
ジャケパンは非常にお洒落感が出るのですが、使いこなすのは少し難しいところがあるのです。
とはいえ、このブログで紹介しているような注意点さえ守れば、誰でもお洒落にキメることができますので、是非参考にしてください。そんなに約束事が多いわけではありません。
さて、今回の注意点は「袖丈」です。
細かい話かもしれませんが、結構重要なポイントです。
どんなアイテムであっても「サイズ感」が重要なのですが、「ジャケパン」ならではの「袖丈」の注意点があるのです。
ポイントはここでも同じですが、「ジャケパン」感を全面に出すということと、「ジャケット」に存在感を出すということです。(ほぼ同じことですが、若干ニュアンスが違います)
結論を急ぐ前に、まずは「セットアップスーツ」のジャケットにおける「袖丈」はどのようなサイズがベストなのかをおさらいしておきましょう。
通常、「セットアップスーツ」のジャケットの「袖丈」は「Yシャツの袖が1.5cm出るサイズ」がベストです。
これは絶対です。
話は若干それますが、これができていない人が多いですね。
これより長い袖丈はだらしない印象を与えてしまいます。
さて、「セットアップスーツ」のジャケットのベストな袖丈はわかりましたが、「ジャケパンスタイル」でこのルールをあてはめることはNGです。
あくまでも「ジャケパン」感を出し、「ジャケット」の存在感を出すことが重要ですので、「セットアップスーツ」と同じではいけません。
「ジャケパンスタイル」の袖丈は「Yシャツの袖丈が隠れる程度」の長さにすることが正解となります。
これは絶対です。
こうすることで「ジャケット」の存在感が出ます。
「ジャケパン」スタイルが成立するのです。
「ジャケパンスタイル」用に「ジャケット」を購入する場合は、必ずこの点に注意してサイズ調整をしてください。
ここを外してしまうだけでお洒落感が半減するので注意してください。
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